上海クライシス

仕事の行き帰りの電車の中で、
本を読むことが多い。
今日読み終えたのは、
生徒さんが持ってきてくださった、
「上海クライシス」である。

上海クライシス (上) (上海クライシス) (集英社文庫)

上海クライシス (上) (上海クライシス) (集英社文庫)

作者は元外務官僚だったらしい。
そうした経験に基づく
小説を何冊も書いている。
これは上海で勤務していた外務官僚が
自殺した事件を元に書かれたようである。
どこまでが事実に基づいているのかわからないが、
中国の政治の権力闘争に関しても書いてある。
私自身は中国語に関わる仕事をしているものの、
現代の中国に関する本は
あまり読んでいなかったので、
興味深く読むことが出来た。