反応

中国大陸出身の留学生中心の授業がある。
今年担当しているクラスは、
少々今までと趣を異にしている。
基本的に一様に真面目なのである。
聞いてみると、
現地中国の大学を卒業して来た学生もいるという。
中国の大学と言えば、
大変な競争率を勝ち抜いてきていることになる。
授業中もたいへん静かだ。
ところが、逆に反応が薄いのである。
淡々と授業をして終わる、というのは、
教える方にとってみればやりにくい。
授業後の充実感に乏しいのだ。
慣れてくれば自然に解消するのか、
それともいろいろこちらで手段を講じた方がよいのか、
悩むところである。