大往生

昨日の朝、ちょうどブログを書き終わった時分、
電話がかかってきた。
こんなに朝早くに電話があるとすれば、
普通のことではない。
案の定、家内の祖母が亡くなったという電話であった。
うちの子供達からすると、曾祖母である。
施設にいたが、容体が急変し、
病院に運ばれる救急車の中で亡くなったとのことであった。
約3年前に転んで骨を折り、
入院してからというもの寝たきりとなってしまい、
他の病気もあって一度も家に帰ることなく、
ずっと病院と施設暮らしで逝くことになってしまった。
家内の両親からすると、
この約3年の介護生活も様々な面で負担が大きかったが、
可能なことは充分してあげられただろうと思う。
家内の祖母その人自身は家にいることが多く、
化粧や寿司を食べることについては、
晩年に至るまでこだわりがあったようである。
私とはあまり接点はなかったが、
家内の両親が旅行に行ったとき、留守番に行って、
家内と共に数日一緒に暮らしたことがある。
その時に自分のかつてのOL時代の話をしてくれた
ことが懐かしく思い出される。
享年97歳。大往生である。