先日、子供の小学校で授業参観があった。
ちょうど仕事の空き時間に行けたので、見に行った。
小学校6年生の上の子にとっては、
これが最後の参観のチャンスとなる。
授業では、うちの子供が意見を発表する場面もあり、
参観に行った甲斐があった。
上の子の授業を半分見て、すぐ下の子の授業も行った。
体育館でポートボールという球技の授業であった。
途中まではよかったのだが、動いているときに、
他の子の後頭部がうちの子の鼻に当たり、
うちの子は続行不可能となってしまい、
授業の後半はみんなの動きを見ているだけとなった。
残念なことだったが、参観に行けたのはよかった。
それはよかったが、
クラスの授業全体の様子はひどいものだった。
先生の力量もあるかも知れないが、
生徒は全体にザワザワしていて、軽い学級崩壊とも言えた。
さらにひどいのは、
参観に来ている親たちも喋っていることだ。
小中学校で1クラスの人数を
少なくする検討が始まっているという。
ようやく光明が見えてきた気もするが、
それでも国の現場認識と対応は、遅すぎると思う。
専門学校でも、日本人学生の授業態度はよくない。
専門学校の学生が小学生であったもう何年も前から、
集団授業はもはや成り立たなくなっていると言っていい。
塾では個別学習が流行っている。
親や教師や社会のレベルの低下を嘆いても仕方がない。
少人数授業を中心とする、
もはやいままでの形に全くこだわらない、
新しい授業の形が必要になっていると思う。