少食

子供達は今日が始業式で、朝から学校へ行った。
冬休みももう終わりである。
私の仕事もようやく明日から始まる。
体調もだんだん戻ってきた。
実は正月が明けて以来、調子が悪かったのだ。
普段の食事に比べて、鍋やら焼き肉やら、
ボリュームある料理を食べる機会が増えており、
そのため常にだるくしんどい状態が続いていたのである。
以前、肝臓が悪くて、断食療法で治った生徒さんのことを書いた。
それは「甲田式少食療法」とでもいうべきもので、
もう亡くなられた大阪八尾の開業医の甲田先生の療法であった。
私自身は、別に病気ではないので、
この医院にかかったことはないが、
何冊かこの療法に関する本は読んでいた。

ごく簡単に言えば、菜食を生でごく少量とることで、
健康になれるというものである。
普通年齢と共に、
肉類や脂っこいものはだんだん受けつけなくなってくる。
それをさらに一歩進ませると、
いろいろな病気を寄せ付けない身体になれるらしい。
私は40代になったあたりから徐々に、
油ものや肉類を減らすようにしてきたし、
生菜食まではできないが、食事の量は減らすようにしてきた。
それでも正月や友人などとの宴会など、
イベント的な食事の際は、やはり油ものや肉類を口にする。
最初の頃は、そのように一時的に崩れても問題なかった。
ところが最近は、羽目を外すとたちまち結果が帰ってくる。
食生活について、今後ますます注意する必要が出てきたようだ。