語源

ここのところ、冬休みに図書館で借りた、
日本語の語源に関する本を読んでいる。
仕事上の必要があることと、
私自身の興味から借りたのだが、
これがかなり面白い。
「折紙つき」という言葉は、
刀の鑑定書のことだったとか、
「かきいれどき」は商品が売れて、
帳簿に多く書き込む「書き入れ時」であることなど、
如何に自分に知らないことが多いか
思い知らされると同時に、面白く興味深い。
留学生相手の翻訳の授業では、
文法のことや意味の違いなどを聞かれることが多い。
そうした面で勉強を深めることは勿論必要であるが、
語源について知っていることは、
さらに私にとっての仕事能力を高めることに
つながるだろうと思う。