お供え

昨日紹介した道教の本では、
紙のお金はもとより家や車なども
紙で作って燃やし、あの世の家族に供える、
という話が出てくる。
それは道教だけではなく、
中華社会では仏教でも行うようだ。
以前教室の生徒さんと一緒に、
京都宇治の万福寺に遠足に出かけた。
万福寺は普茶料理とともに、
中国色濃いお寺として有名である。
私たちが行った時は、
ちょうど華僑法要がある日であったが、
やはり紙で作った様々なものを見ることができた。
台湾人留学生に聞くと、
最近では携帯電話やゲーム機なども、
紙で作ってあの世の人にたのしんでもらえるようにするそうだ。