練習の融通性

先日の中国人講師による会話授業では、
「もし半年間1人の無人島生活をするとして、
唯一持って行けるものとして何を持って行くか」
というテーマで授業を行った。
条件として、電器や電波に関する設備は使えず、
飲食などの生活必需面は問題ないものとする。
生徒さん達の意見は、
だいたいみんな長編の小説本に落ち着いた。
釣りの道具や天体望遠鏡もあったが、
唯一のものとなると、やはり本であった。
ところで、昨日の待ち時間のことでも書いたが、
太極拳というか気功の練習は、
ちょっとした待ち時間に立っているだけでも、
練習できるので便利である。
少し膝を緩め、腰を据えて、
様々なイメージを使っていれば、
そのまま1時間や2時間ぐらいは練習できる。
半年間の無人島生活に行くとすれば、
私は「太極拳などの武術の教えを書いた本」
を持って行くことになるだろう。
半年間、他のことに煩わされず、
十分な時間を使って研究、練習できたら、
相当な進歩を遂げられるだろうと思う。