愛媛の旅(6)

ホテルの夕食は、すばらしく美味しかった。
若い頃は、旅館で出る料理などあっさりしすぎて
物足りなかったものだが、
この年齢だとたいへん美味しく感じられる。
基本の料理プラス「鯛めし」「たこめし」など、
選択できるメニューもあって、
それもそれぞれ満足できる味であった。
翌日は朝から温泉に入り、「坊ちゃん列車」に乗車。
最初こそ満員に近い状態であったが、
徐々に人が降りていき、
最後には貸し切り状態となってSL情緒を満喫できた。
その後は松山城や市内観光に回る。
「坊ちゃん列車」はもちろんだが、
子供が喜んだのは、松山城に登るリフトであった。
午後3時半ごろには「しおかぜ」に乗って帰途につく。
案の定、岡山まではほとんど全員熟睡で、
岡山からは500系新幹線で大阪へと帰り、
夏の旅行が終了した。