宮武外骨

先日テレビを見ていると、
宮武外骨のことをやっていた。
今まで名前しか知らなかったのだが、
その番組を見てようやくどんな人かわかった。
簡単に言えば、明治から昭和の終戦後まで、
政府や権力者の不正を風刺批判した雑誌を、
一貫して作り続けたひとであった。
言論弾圧も厳しかったこの時代に、
よくもこのようにリベラルな考えをもって、
気骨ある姿勢で生きていけたものだと感心した。
発行雑誌の代表的なものである、
「滑稽新聞」の「過激にして愛嬌」という、
やりかたも独特で面白い。
早速仕事の帰りに図書館で、
関連書を借りてきてしまった。