笑うポイント

今日は中国人講師による会話授業だった。
先生は、私同様留学生に日本語を教えてもいる。
その授業は、
日本のドラマを見て言葉を学ぶというものだ。
先生によると、同じドラマを見ても、
日本人と中国人では笑うところが異なるという。
文化的背景が異なるので、
当たり前と言えば当たり前である。
台湾人留学生は、文化的背景が近いせいか、
笑うポイントは日本人とほとんど同じだという。
かく言うその先生も日本生活が20年近い。
したがって笑うところは日本人と同じである。
そう考えると、笑いというのは、
文化的背景の共通性に依るところ大であって、
万国共通の笑いというのは、
ピエロによる身体を使ったものなど、
おそらくはごく少数になるのだろう。