境遇

去年の専門学校関連の仕事は、
ほとんどが留学生対象のものが中心だったが、
今年は日本人学生に中国語を教える仕事もある。
4月からまもなく1ヶ月が過ぎようとしている。
私は週1回なのだが、
ほぼ毎日学生と接している主任の先生から、
学生についてのいろいろな話を聞いた。
20歳そこそこの学生でも、
かなり辛い人生を歩んできている子もいる。
これまでにも様々なケースがあった。
親が離婚したとか、親が心中して自分が生き残ったとか、
親にしょっちゅう殴られるとか、
可哀想の一言では片付けられない子たちがいた。
今年もそうした子がいる。
つぶれてしまって途中でリタイアする子もいるし、
自分がしっかりしなければ、と懸命に頑張っている子もいる。
話を聞いて、
私は自分の境遇のありがたさを思うと同時に、
自分のやるべき事にしっかり取り組むべきだと思う。