おくりびとの原作

先日映画「おくりびと」が素晴らしかったと書いた。
そのDVDを貸してくださった生徒さんが、
原作となった本も貸してくださった。
納棺夫日記」という本だ。

納棺夫日記 (文春文庫)

納棺夫日記 (文春文庫)

早速帰りの電車の中で読み始めた。
まだ途中だが、
読んでいてなるほど原作だと思った。
作者は詩人であり小説家であり、納棺夫でもある。
そしてこの人が、
まさに納棺夫のパイオニアであったようだ。
詩人だけに風景などの描写も美しく、
様々な事の由来も詳しい。
映画を見ていなくても面白いだろうと思うが、
読んでいると、
映画の山の美しさや音楽までもよみがえるようである。