修行の場

昨日の授業に、見学の方が来られた。
これまでも中国語を学んでおられたとのことだった。
いろいろ聞いてみると、
その方の先生は、以前の私の同級生であった。
同級生と言っても、その先生は私より年上だし、
通っていたところも学校ではない。
通訳翻訳を中心に学ぶ私塾のような会であった。
そこは、プロの通訳翻訳者の先生が開いておられた会で、
生徒の多くは、
すでに中国語を教えている先生や
駆け出しの通訳翻訳者であった。
授業内容はもちろん、学習姿勢、仕事の心構え、
さらに人と接する態度など、
いろいろとかなり厳しい会ではあった。
しかし、一方で、
私もその会で本格的にプロへの道を開いてもらえたのであった。
また、そういう場所で学ぶことで人脈が出来、
そこから様々な仕事が広がっていった。
ちょっとした話からではあったが、
当時のことを懐かしく思い出すことができた。