煩雑なシステム

今日、携帯の機種変更をした。
手続きそのものにややこしいことがあるわけではないが、
機種や料金プランやポイントのことなど、
システム自体が煩雑である。
それだけ多くのことを理解して、
対応しなければならない店員は大変だと思った。
かつて、私は大手学習塾に勤めたことがあるが、
そこでも次から次へと講座としての商品を打ち出していた。
企画担当の人は、
そうしないと仕事をしたことにならないのだろう。
しかし、末端の我々は大変だった。
絶えず新しい商品について知らねばならず、
またそれを勧めなければならないのだ。
以前、今回の金融危機のきっかけとなった、
アメリカの金融会社の社員の談話がテレビで流れていた。
それによると、
やはり次から次へと金融商品が打ち出され、
全ての商品について熟知している者はいないだろう、
とのことだった。
激しい競争はわかるが、
イタチの追っかけっこのような仕事のやり方は、
私には馴染めそうもない。