危険の認識

私はこれまで、中国語圏は何度も旅行している。
それ以外は、インド・ネパール・バリ島に行った。
西欧諸国には行ったことがない。
アジアばかりである。
その中で、いつの間にか用心深くなった。
危険な目に遭ったことがあるわけではない。
しかし、乗り物に乗ると、
鞄はいつも膝の上に置いて、その上に手を置いている。
乗ったタクシーの運転手が調子の良いやつだったりすると、
遠回りや料金ごまかしの疑いを持ってしまう。
いつの間にかそうなってしまったのだ。
で、日本でかえって不安になってしまう。
携帯で話しながら歩く人はともかく、
メールか何かで携帯を見ながら歩く人は信じられない。
携帯画面を見ながら駅の階段を降りている人も信じられない。
日本が平和なのを喜んでいればいいのかも知れない。
以前テレビで見たが、テロの多いイスラエルでは、
後ろから引っかけられて窒息させられる恐れから、
ネックレスをする人がいないのだそうだ。
そこまで危険なのも嫌だが、
昨今の一部の日本人の無神経ぶりにも違和感を覚える。
私は見たことがないが、
自転車に乗りながら、
携帯で話したり見たりしている人もいるそうだ。
その場合は、
他の人を危険に巻き込む可能性もあるわけだから、
法律で規制したらよいと思う。