ここのところ、ＮＨＫで宮城谷昌光さんが、
「孟嘗君」について語っている。
このブログでも、
私が宮城谷作品を愛読していることは、度々書いてきた。
今回の番組も、当然録画して見たが、
驚いたのは、宮城谷さんの原稿だった。
きちんとしたきれいな字で書いてある。
作家の原稿用紙と言えば、
ミミズののたくったような読めない字が多いようだが、
手書きでしっかり書いた様子がうかがえた。
さらには、難しい漢字には読み仮名さえふってあったのだ！
緻密に調べられた作風が、
まさに如実に表れているような原稿の字であった。
