求める気持ちと縁

さきほど太極拳の練習を終えて帰ってきた。
ここのところ涼しかったが、
また暑さが戻ってきたようだ。
練習中は、汗は流れるし、蚊は集まってくるしで、大変だった。
太極拳はいろんな種類がある。
本家の陳式から楊式・呉式・武式・孫式など。
さらに最近は、和式・忽雷架というのもある。
それらもまた、先生によってそれぞれ動きや考え方も異なる。
私も同じ流派の太極拳を、異なる先生から習ったが、
動きは同じでも、その内容は全くと言っていいほど違う。
私は、現在自分が学んでいるものは、確かなものだと思っている。
以前学んでいたものと現在のものとどう違うと言えば、
ほんのちょっとした練習法と考え方の違いである。
ただ、それを先生から直接教わり、実感し、
ある程度時間をかけないと身に付かない。
そして数年後には、それは歴然とした違いとなって現れる。
結局、自分が何を学ぶかは、「自分が何を求めているか」と、
「求めているものを得ておられる先生に出会えるか」と、
後は「縁」なのではないかと思う。