100ヶ日法要

今日は父の100ヶ日法要であった。
お坊さんが来てお経をあげる時間は、わずか20分ほどであるが、
家族親戚が揃ってお坊さんの到着を待ち、
その後一緒に食事をするのであるから、
結局1日つぶれる行事となる。
もう父が死んで3ヶ月以上経ったのだ、と改めて思う。
父の最も古い写真は、おそらく小学生と思われる父が、
木で出来た銃剣を肩に、行進するかのように道を歩く写真である。
そういえば、226事件の日の朝は、
積もるほどの雪が降っていたのを覚えていると言っていた。
また、東京育ちの父は、電車に乗っていても、
皇居が見えると、みんな車内の乗客が立ち上がって、
皇居の方向へお辞儀をしていた、とも話してくれたことがある。
やはり今とは大きく異なる時代だったのだと思う。