退学者

専門学校の今年の1年生の中で、

昨日までで3人の退学者が出た。

1人は台湾人の学生で、

この人はコロナ禍のために日本に入国できず、

入国緩和がされる前に家の事情で退学してしまった。

遠隔ながら真面目に学んでいたので惜しいことだ。

あと2人は中国人学生で、

こちらの方は日本にいて前期は学校に通っていたが、

後期になってから退学した。

1年生はレベルによってA・B・Cの3クラスに分かれていて、

この2人はBクラスだったが、

お世辞にもBクラスのレベルとは言い難かった。

私の推測に過ぎないのだが、

クラス分けテストの段階で偶然で合格したか、

或いはひょっとしたら何らかの不正をしたのではないか、

と思っている。

2人とも恐らく授業中の私が話す日本語は、

あまり聞き取れていなかったと思う。

また変なタイミングでトンチンカンな質問をするのも共通していた。

自分がクラスレベルについていけている、

という悲しいアピールであったのではないかと推測している。

翻訳においても翻訳ソフトそのままで提出したりしていた。

結局2人とも途中退学という形になってしまった。

なるべく高いレベルで学習したい気持ちは理解できるが、

何事によらず自分を冷静に分析して、

自分にとって理想的な形で学ぶのが良いと思っている。

 

面接の緊張

自分の教室の終了とともに、

収入不足を補うために、

これまでの専門学校の授業に加えて、

来年4月から別の専門学校でも授業をすることになった。

実は去年同僚の中国人の先生から、

授業を持ちませんかと誘われていたのだが、

忙しくて精神的に余裕がなかったのでお断りしていたのだ。

今回教室の終了ということになったので、

改めてこちらからお願いすることにした。

週に1日だけ授業を行う今回の専門学校は、

かつて10年ほど前にも教えていたところである。

先日久しぶりにその学校へ行き、

校長先生と主任の先生の面接を受けてきた。

採用に関してほぼ問題ないと聞いていたものの、

やはり不安もあり緊張した。

とりあえず採用が決定したが、

いくつになっても何回経験しても、

面接というのは緊張するものだ。

会の名前

私の中国語教室「大阪中文学習会」は、

来年3月末に終了する。

ただ太極拳教室は続けていくので、

会の名前をどうしようか迷っていた。

暫定的に色々やってみたが、

どうもしっくりこない。

考えた挙げ句、

太極拳教室に来られている生徒さんたちにも相談して、

結局「大阪外丹内功太極拳教室」にした。

「外丹功」をやっているし、

ある程度段階が進むと「内功」も練っていく。

こういう太極拳教室なので、

少し名前は長いがこれでいくことにした。

 

知らんけど

少し前に、

専門学校で授業をしているときに、

学生がどっと笑ったことがあった。

特に面白いことを言ったわけでもないのに、

おかしいと思い学生に尋ねると、

私が「知らんけど」と言ったかららしい。

大阪人がよく言うセリフが「知らんけど」で、

それを知った学生が私がまさに言ったのを聞いて、

笑ったということらしい。

「知らんけど」が大阪人の口癖だとも知らなかったし、

ましてや自分が使っていたとも気づかなかった。

この話を先日自分の教室の生徒さんに話していて、

その後も生徒さんたちが笑ったので、

何かと思って聞くと、

その話の最後に私が「知らんけど」と言ったのだという。

何と私は無意識に「知らんけど」を、

日常的に多用する人間になってしまっていたことが判明したのだ。

何か怖い気がする。

妻止まる

2周間前から、

ジョギングを始めた家内だが、

張り切って毎日走っていた。

楽しいようで、

色々報告してくれていた。

ところが数日前に足を痛めたらしく、

走るのをやめてしまった。

2週間後に再開するつもりだという。

私は自分で走るときも、

なるべく隔日で走るようにしている。

毎日走ると私のような年齢で、

かつ普通に仕事をやっていると、

いつの間にか疲労が溜まっていて、

怪我などをしやすいからだ。

家内にもそう言っていたのだが、

やはり足を痛めてしまった。

だから言わんこっちゃないのである。

中国語でも太極拳でも、

習い始めから気合が入って前のめりな人ほど続かない。

何事も淡々と続けられるのがいいと思っている。

妻走る

少し前から、

家内がランニングを始めた。

少し太ってきたとかで、

それを気にして走り始めたのだ。

もちろん距離はしれたもので、

まだ2キロ程度である。

それでも体を動かすことはいいことなので、

私のランニング関係の書籍をどっさり渡した。

走り始めるとわかるが、

やはり効率のいい走り方というのがあるのだ。

へたな走り方をすると足などを痛めやすい。

ちゃんと続けていってほしいと思っている。

忘年会中止

例年年末には、

教室の生徒さんたちと中華料理店に行き、

忘年会をやったものだったが、

さすがに第三波のこの状況では行けないし、

もう今期で会そのものが終了するので、

忘年会をやるということ自体、

頭の中から抜けていた。

長男はオンライン忘年会があるようだが、

うちの教室では忘年会は無しである。